
「ぎっちょですから・・・」
G・wは鈴本で恒例興行で寄席を楽しみます。
鈴本演芸場ゴールデンウィーク特別興行
「見たい!聴きたい! 林家正蔵」
正蔵師匠の主任で、顔づけも良く4時間たっぷりと楽しめました。

観光がてら寄席初めて(?)の観客も入り混じって大入り満員、
いつもの最前列に陣取って、ざわざわとした活気ある雰囲気のなか
開演しました。
開口一番はいきなり正蔵師匠門下の真打・林家たこ蔵「狸の恩返し」から
マクラが何度か聴いている地方公演の話で・・・。
(偶然かもしれませんが、よっぽど気に入っているのかなぁ、この話題)
まだいろいろと他にエピソードあると思うんですが。
続いて「やかん工事中」(これも然り…毎度)「たいこ腹」「初天神」
「鮑の熨斗」「浮世床」
主任正蔵師匠「一文笛」にて無事終演
色物さんも太神楽勝丸・丸果さんのコンビ、シュールな勝丸師匠に初々しい
丸果さんの掛け合いがいい感じで板についてきましたね。
林家ペーさんは ♬ホルムズ海峡冬景色♬ で大盛り上がり!!
紙切り八楽さんのお題「潮干狩り」情景もしっかりみごとなもんです。
浮世節橘之助師匠にはじっくり目があっちゃって・・・やはり熱気ある
場内とざわざわとした観客の雰囲気で色物さんはノリノリになりますね。
正蔵師匠のマクラはスリの話からはじまり(あれ、どこかで聴いたな?)
本題に入ります。中途で「笛」の話がはいり(あ、「一文笛」だぁ)
スリの手口から子供が災難に・・・人情深いやりとりがあって、サゲに
「指を二本詰めたのに・・・」「ぎっちょですから・・・」で感嘆とともに
いい余韻をもって終演しました。
今席はなかなか聴けない「一文笛」を最後に聴けてよかったなぁ。
人情噺としても良く出来上がっていて、なかでもこのサゲはアタマに残る
いいサゲだと思います。
G・Wの最中、たっぷりと寄席芸を、どっぷりと落語の噺の世界を・・・、
終演後のここちよい余韻もあって、いい時間をすごせました。